ただの幼なじみ、だったのに…!?

「ゆ、悠…?」

「んだよ。」

「あ、あの、手…。」

「あっ…、悪い。」


ぱっと私の手を離して、その代わりにいちごみるくを私の手にのせた。


「…先輩になんか言われた?」

「べ、別に何も言われてないよ。」

「…ほんとに?」


私が頷くと、悠はほっとしたような顔をして

私の頭に手を置いた。