ただの幼なじみ、だったのに…!?

「先輩のところは何やるんですか?」

「俺のところは外で焼きそば。」

「あ、いいですね、焼きそば。」


真田先輩が焼きそばを焼いているところを想像すると

あんまりぴんとこなくて少しおかしかった。


「ゆらちゃん、今似合わないなって思ったでしょ。」

「なっ、なんでわかったんですか!?」

「わかるよそれくらい笑」


ゆらちゃんわかりやすいから、と言われて

自分の顔を鏡で確認したくなった。