ただの幼なじみ、だったのに…!?

放課後、普段なら悠は部活だし私もそれについて行くところだけど

今週1週間は文化祭の準備で部活も休みらしい。


「ゆーらちゃん。」

「わっ、真田先輩っ…。」

「なんか久しぶりだね。」


教室の廊下側の窓から、真田先輩がひょこっと顔を出していた。


「ゆらちゃんのところは何やるの?」

「あ、えと、コスプレ喫茶です。」

「へぇー、なんかいいね。」


俺も見に行っちゃおうかな、と真田先輩は笑った。