ただの幼なじみ、だったのに…!?

「…当たり前だろ。」


この気持ちに気づいてしまった以上

ゆらを他の奴のところになんか行かせられるわけがない。


「お前ってさ、思ったより独占欲強いよな。」

「はぁ?」

「んな心配しなくても、有栖はずっとお前のことしか見てねーよ。」


だからそんな怖い顔すんな、と皐は俺の肩を叩いた。


[悠side end]