「…ゆら、真田先輩とつきあうのかな。」


ゆらがそれを望んでて

幸せになるんなら、俺はそれを祝福したいって思うのに

なんでかこの時は胸がざわついた。


「何考えてんだ、俺。」


しばらくすぐに家に帰る気にもならなくて

俺は教室でぼーっと外を見ながら時間をつぶした。


[悠side end]