しかしずっと甘えれ
るはずはない。

そんなある日

おじさんは

家にいなかった。

すごく不安になって

怖かった。

おじさんは独り身で

奥さんは2年前に

亡くしていたからだ。

するとよく来ていた
知らない女性が

こう言った。

「おじいさん亡くなったのよ」

俺は小学生ながら

状況がわかった。