Re:
ありがとう。慰めてくれて。
ピロリン。
Re:
別に慰めたわけじゃねえよ。
『ふっ…』
なんだかんだ不器用だけどいいひとだね。
あの1件以来1ヶ月。
メールは来ず、廣川君とも話せてない。
今は昼休みで、れいなが心配して一緒に食べようて誘ってくれてたとこ。
あとれいなが心配してる理由はもう一つあるんだ。
実は…こないだ廣川君のファンが私と廣川君が帰り道一緒に下校したところを目撃してしまいそれを学年中に広め噂になってしまったんだ。
そのことにより付き合ってることがバレてしまい、尚更廣川君には会えないんだ。つまりこれが意味するのは…ラブゲームの終了。
そして勿論私と付き合ってることに反対してる人だっている。
いわゆる賛否両論状態。
確か花情報で浅山桃花には注意してと言われた。
浅山桃花ちゃんは2年8組で、なんと廣川君の元カノ。
美人でスタイルがよく誰もが憧れる存在。
だけどプライドが高くて男たらしでも有名なんだ。
だから女子からはボス扱いされてていつも女子とか男子を引き連れてるらしいの。
そんな桃花ちゃんだけど、実際まだ廣川君に別れたことへの未練があるから密かに片想いなんだ。
幸いまだなんも悪戯はないからよかった。
今れいなと2人で弁当を食べようとかそんなことを考えていると…
ピロリン。久しぶりにメールが鳴った。
Re:
今屋上で話せる?
なんとメールの宛先は数学の人。
ついに……正体。分かっちゃうんだね。今度こそ。
『れいな、ごめん今予定入っちゃってもしかしたら弁当今日無理かも…』
「勿論。大丈夫だから気にしないで?」
れいなはそう優しく言ってくれる。
私は急いでスマホを片手に屋上へ向かった。

