LOVEGAMEⅠ


屋上へ行くと……全くどころか誰もいない。





まだ季節が春中旬だからか少しまだ肌寒い感じはある。



「『……』」





また…沈黙だ……



けど暫くして廣川君が口を開く。





「……なぁ俺のことどう思ってんの?」





『…どうって…?』





「……1人の男として好きとかそーゆーの。」






『……まだ分かんないんだよね。』






「…そっか。」





そう。本当に分かんない。





廣川君のこと…最初は勝手にキス…されたこと怒って元から嫌ってた。…けどね、今思えば意地悪でタラシってだけじゃない。キスも今思えば嫌とは思わない。





強引だけど最終的に優しくしてくれて…笑うと…こっちも笑うような…あれ…これってなんだろ…って思う。





『あ…あのさぁ、今更なんだけど、なんで前私にキスしたの…?』




「はっ?お前そこでそれ言うか普通//」




『……っうん//ダメなの?』




あーだめだ……コイツ照れてるのみるとこっちも照れてくる……




「…………き。」





『へっ……?』




上手く聞き取れない。




「クソ…なんで気づかないんだよこの鈍感!」




『わっちょっと………!//』





そう言って私の髪をワシャワシャする廣川君。





ワシャワシャし終えた両手は私の頬に当てられた。




「いいか?1度しか言わねぇ。」




『うん』




「俺は……お前が………」




ピロリンピロリン、ピロリンピロリン





変な意味で丁度よく廣川君のスマホが鳴った。