「うわぁ…いくらなんでもキモイは酷くね?」
彼は見てわかるくらい落ち込んでる。
れいなの毒舌に怯んでるようだ。
確かにれいなは見た目がフワフワしてるイメージがあるから毒舌なのは想像出来ないだろうな。
「私にあだ名なんて1億年早いんだからね。」
とドヤり顔を廣川君に投げつけた。
2人の漫才?ぽいのが終わって私が口を開きようやく本題に入った。
『それで、ゲームて何やるの?』
「んーそうだな〜ラブゲームとか?」
『は…?内容が理解出来ないんだけど。』
「だからー、お試しで俺と間宮が付き合うんだよ。」
『はぁぁぁあ!?!?』
確かに私は彼と向き合うとは言ったけど、れいなからも彼と話せとまでしか言われてないのに…なんで私がアイツと付き合わなきゃなの…!?
『そしたられいなとか及川君はどうなるの?!』
「涼とれいなは2人で別のゲームやるんだよ。」
『えっ聞いてないっ。そうなの!?れいな』
「…」
れいなは苦笑いしてはぐらかす。
「俺はいいよ。正直川瀬さん結構気に入ってるし。」
及川君…いつの間にそんなsっ気が…積極的…
「わ…私は…やらなくていいんだけどな?」
でもれいなは何でか分かんないけど必死に拒否。
そうれいなが言った瞬間及川君は笑いながら
「川瀬さん、やるよね?^^」
と言ってきた。
その状況を理解したのかれいなは怯えながら怖がって何度もコクコク頷いた。
及川君…目が笑ってないよ。
「コホンッまぁそーゆー訳だ。俺らは俺らでやろうぜ。間宮。でも付き合うって言ったって先生や周りの人にバレたら終わりの関係だから。もちろんそれはあの2人もな。」
と仕切り直して廣川君がそう言ってくる。
…確かに先生や周りの人達にバレないようになら被害が凄いわけではないはず…。
なんか拒めなさそうだし…『いいよ。』と渋々了承した。
「んじゃあ今日からやろうか。」
『え!?もうやるの?!』
突然の廣川君の一言でこれから私の青春は波乱な予感。