純情オレンジ





そしてついに取り残された私



…じゃなかった私達



「で?言いたいことはわかるよね?藍澤さん?」



ひ、ひぇ



「え、えっと、ごめんなさい!」



「ごめんで済むなら警察はいらないっつうの!!」



その場にある椅子を勢いよく蹴る藤原さん



怯える姿に藤原さんの後ろにいる三人もケラケラと笑っている



「とりあえず…お仕置きが必要かな〜…?」



そう言って鞄の中から取り出してきたのは丈夫そうなハサミ



う、嘘…




「まずはー、その長ーい髪だよね?」