「あ、それは……昨日のこと謝りたくって…」 雨の音でかき消されそうな私の声 「昨日のこと?」 「うん…私あの時急に帰っちゃって…失礼だったかなって…」 冷たく湿った空気に、私は戸惑いを隠せない 長本さんも何も言わないし 何なんだろうこの沈黙… 「………ふふっ…」 え? なんか、笑ってる?