「……ゴホッ…凛花、だよね…?」



予想通り、みかんちゃんが少し辛そうに抱きつきながらこちらを見つめていた



パジャマ姿でマスクを付けていて、病人だということがすぐにわかる



「う、うん。そうだよ…って大丈夫?」



「…ん、ちょっとしんどい…かも…」



「しんどいって、もしかして…」



みかんちゃんの額に手を置くと、少し熱くなっているのが伝わった