それと同時に不安と焦りを感じた




だって、私は凛花が…




「…えっ…?」




‘‘好き’’?




なんでこの言葉が浮かんだんだ




私、彼女に恋してる…?




それは絶対ない、と首を振ってみても




頭の中には、もうその言葉しか聞こえない




でも、今更気付いたって




きっと、もう遅いんだ




私は冷静に、携帯から通話をかけた