ふと、視線を下ろすと同じクラスだった君が膝を抱えて座っていた。


なんだかその背中が寂しくて、気づいたら話しかけていた。



『隣、座っていいかな?』



顔を覗いてみると。



君の頬に一筋の涙がふっていた。