近くて遠い君との距離

そーいって家に入ってきた。

あたしはばかだ。
どーしてこうも従ってしまうのだろう。

きっと恐怖のせいでおかしくなってるんだ。

ピカッ
ゴロゴロ

「もぉ。やだぁ…」

怖さで泣きだしそうになった時
ふわっ
あいつで包まれた。

え。
あたし今抱きしめられてる…?