揺れる車の中で気持ち悪さと息苦しさが出てきてしまい目が覚めた。 『そう… 気持ち悪い…』 そう告げると蒼は近くのコンビニに車を止めて降りてきてくれた。 蒼は私の背中をさすってくれた。 そして、口元にビニール袋を持ってきてくれていた。 『吐きそうなら吐いていいぞ。 あと、苦しそうだからブラのホック外すぞ。』 吐くとすぐに楽になれた。 そして、呼吸を邪魔するものが外れたため息苦しさも軽減した。 そして蒼が運転席に戻り、車を病院に向けて再出発させたのを見てから眠った。