あの日、私はいつものように

フルート教室と書かれた扉を開けた。

すると。

知らない男の子が中で座っていた。

人見知りの私は戸惑いながら、

軽く会釈した。

すると君も会釈を返してくれたね。

にっこりと微笑んで。

私はなんだかドキドキして、

目をそらしてしまったの。




それが君との出会いです。