「付き合ってもないのにやめてよ!」

ちょっと怒ってみせると杉本は真面目な顔になった。







「じゃあ、俺と付き合ってくれ。」







私はなんて答えるんだろう。

新しい恋の始まりを感じながら、

私は杉本を見つめた。

もしかしたら、この人が指輪をくれるかもしれない。

そんな気がした。





END