指さした方向を辿っていくと、女子の集団が見えた。 あの『目立つグループ』の集団だった。もちろんそこには谷地さんがいる。 けれど、谷地さんは荷物が多く、1人集団から孤立していた。 「あれ、全部谷地さんが皆の持ってんでしょ」 ひよりが皮肉を込めたような声で、呟いた。 よく見ると、スクールバッグだけたくさん持っている。 大きいぬいぐるみみたいなキーホルダーとかジャラジャラしてるやつ。