「俺、お前気に入った。まあいいよ、とりあえず髪の毛乾かしてやる」




濡れたままじゃ風邪引くから、とドライヤーを出す。



「大丈夫です!!!自分でします!!」




「黙って従え」




そして、優しく髪の毛を触る。



うわ~超気持ちいい。



暖かい空気と黒崎部長が私の頭を撫でるようで睡魔が襲ってくる。




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「ふああああ~」



「よく寝れたか?」




目の前には黒崎部長、そう、この前と同じとシチュエーション。




「あ、あれ?私いつの間に…」




「ドライヤーしてる時に寝たんだよ」