「知らねぇよ!
バァカ!」


俺は瑠花にあたる


「恵介!

いい加減にしなよ!」


さすがの美姫もキレて
俺の髪を掴む



「いって!

テメッ何すんだよ!」

バチンッ!


「「え…」」



目の前がフラッシュバックする



グイッと髪を引っ張られて美姫の顔が
見える格好になった


「美姫チャン…?」



「あんたさ!本当
いい加減にしなよ!

あたしには
馬鹿トカクソトカ
そう言う事
言ってもいいケド
瑠花チャンにはダメ!

瑠花チャンはあんたの事
心配してんの!
分かる?

瑠花チャンにとって
今の恵介は
自分より
大切な存在なんだよ!?

恵介は瑠花チャンの
初めてをいっぱい
もらったんだよ!

瑠花チャンは
恵介の事
愛してるんだよ!

だからっ!…」


瑠花が美姫の腕を
引っ張った


「美姫チャン!


もぅいいよ…」




2人とも涙目だった