瑠花が転入して来て
1ヶ月がたとうと
している


っつっても
もぅ明日で夏休み


夏休みかぁ…

何しよ…


「恵介♪

今年の夏休みは
どうすんの?

また海行かない?

美姫が行きたいって
五月蠅いからさぁ

ダブルデートしようぜ?ダメ?」


そんな事を
言い出したのは
龍珠夢だった


「俺は別にいいケド?
瑠花に聞けよ」


龍珠夢は満面の笑みで
しかも自分の胸の前で
ピースをして

「瑠花チャンには
もぅOKもらった
よ~ん♪」

と言った


「何日間?」


「んー…

1週間くらい?

遊園地とか
水族館行きたいし!」


「分かった!

でいつから?」


「来週くらい?」


「バイト
休みもらわんと…」


「大丈夫?」


「あぁ!なんとか…」

「バイト頑張ってな」


「俺を誰だと
思ってんだ?
お前は…」


「かっこよくて
エロくて
セックスも上手いし
スポーツもすげぇし
頭のいい
でもちっさい
千葉恵介クンだろ?」


「ちっさいは余計だ!」