「ンン……千葉クン……」
ビクッた
瑠花が寝言を言った
ってか
何ビクッてんだよ
俺…変なの…
~午後6時30分~
「いい加減
起きろよ~!
バイト遅れるぞ!」
瑠花の耳元で叫ぶ
「ふぇっ!?」
瑠花は驚きながら
起きた
「ブッ!
なんだよその声!
ウケるっ!」
瑠花は顔を真っ赤に
して焦りながら
反抗してくる
「ちっ千葉クンが
変な事しようと
するから
私は気絶しただけで…
千葉クンの
自業自得ですよ!」
「はいはいっ!
サッサと
バイト行くぜ!
母さんが
カンカンだから!」
「それは
私も謝ります
千葉クンと一緒に
ですケド…」
「分かったから
早くしろよ!
荷物はあるから」
俺は瑠花に
荷物を渡す
「ありがとう
ございます!
千葉クン」
「んーあんさぁ
俺のことは恵介で
いいから
千葉クンじゃあ
長げえし俺がヤだし」



