チビ王子とデカ姫



「恵介ぇ(泣)」


俺に抱き付く瑠花


「よしよし」


俺は瑠花の頭を撫でた


でもなぁ…

ちょっとその
響祐って奴
懲らしめねぇとな


「明日バイトか?」


「うん」


「じゃぁ
龍珠夢達誘って
飯食いに行っても
いいか?」


「うん♪」


瑠花は俺の方を向いて
にっこりと笑った


「おし!
じゃぁ寝るか?」


「うん♪
一緒に寝てね?」


「分かってるって!」

そう言って俺は
瑠花を抱き締めながら
眠りについた


瑠花は抱き締めると
ふわふわしてて
マシュマロみたいだった


こんな弱々しい子が
子供なんて産める
体力があるのか?


って思うくらい
デカい瑠花が
小さく見えた