「じゃぁ今腰
痛い?」


「ちょっと痛かったけど今は全然」


「じゃぁいいじゃん!

昨日3回しか
してないもん!

俺はもっとしたいの!」


「3回もしたら
十分でしょ!?

早く行くよ」


渋々制服に
着替える


「きゃっ!

もぅ遅刻だぁ!!

新学期早々
遅刻しちゃダメじゃん」



まだ完全に
起きてない俺の手を
引いて家を出る瑠花


「瑠花ぁ…

眠い…」


電車に乗り込む


電車の心地よい
揺れが俺を眠らせる




息が出来なくて起きる


目を開けると
瑠花のドアップ


唇が離れる


「おはよ~…」


「やっと起きたぁ…

もぅ着いたよ?

早く行こうよ!」


「今何時ぃ?」


「今は…」


瑠花はケータイを開く


「10時」


はぁ?

もぅいいじゃん!