私がそのままケイタを押し倒し、シャツのボタンを外した。あらわになった彼の胸が小さく上下している。
そして自分の服にも手を掛けたとき、ケイタが私の手首を掴んでそれを止めた。
「……なに?」
仰向けになっていたケイタが起き上がって、私の手首を掴んだまま首を振った。
「ごめん、心の準備がまだできてない」
心の準備!?なに中学生みたいなこと言ってるの?
「ねえ、もしかしてしたことないの?」
男に対してこの質問は、プライドを傷つけてしまうことくらい私にもわかっている。だけどこの状況で聞かずにはいられなかった。
というのも、彼は私より一つ年上なのだ。さすがにこの年まで経験がないとなると、ちょっと引いてしまう。
そして自分の服にも手を掛けたとき、ケイタが私の手首を掴んでそれを止めた。
「……なに?」
仰向けになっていたケイタが起き上がって、私の手首を掴んだまま首を振った。
「ごめん、心の準備がまだできてない」
心の準備!?なに中学生みたいなこと言ってるの?
「ねえ、もしかしてしたことないの?」
男に対してこの質問は、プライドを傷つけてしまうことくらい私にもわかっている。だけどこの状況で聞かずにはいられなかった。
というのも、彼は私より一つ年上なのだ。さすがにこの年まで経験がないとなると、ちょっと引いてしまう。