__時刻はいつの間にか、15時半。 大切なアルバムを、カバンの中にしまって 私は立ち上がる。 「…お世話になりました。」 そう呟いて、もう戻らない家に鍵をかける。 大家さんに菓子折りを渡したあとは ついつい立ち話。 学生のときから、ずっとお世話になっていて とても親切な大家さん。 ……また会えるだろうか。 また会いたいな…。