綺「……うん。私はお弁当持ってるからね。」

……ホントは持ってないけど。

透「ふーん……分かった。パン買ったらまた来るからここにいてよ?」

透哉は不満そうだけど一応納得してくれたみたい。

てか、また来るんだ。

綺「分かった分かった。」

私がそう言うとダッシュで去っていった。

そんなに急がなくても……。

あ、てかお弁当なんて持ってないし。

………ジュース買ってくるか。

私もその場を立ち、自販機に向かった。