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綺「……ハッ!」

あぁ、あの日の夢か。

ご丁寧に最後まで。

そういえば、あの日はぶつかった人がいたっけ?

まー、もう会わないだろうけど。

てか、ベンチで寝たんだっけ。

起きるか。

綺「んぅー……。」

私は伸びをしながら起きた。

……パサ

…………ん?「パサ」?

音のしたほう、私の足辺りを見ると男子のジャケットらしき物があった。

誰のだろ?