君が信じてくれたから


沙「それでは、今から30分以内に食べきることが出来たら代金はなしといたします。ただし、食べきれなかった場合は1万円ちょうだいいたします。ルールは以上ですがよろしかったですか?」

なんとも分かりやすい説明だ…。

奈「じゃあ~、タイム計るのはハルマがやってよ~。」

は?

綺「え、なんで。」

奈「俺は見てるだけだけど、君面白いしー君がいなくなるっていうなら…そうだなー、ハルマの大事な雪ちゃん襲っちゃうよ?」

…っ、このやろ、なかなか食えないやつだな。

綺「わーった、わかったよ。…ったく、なんなんだよ。」

めんどくさいなー、もう。

透「どうしたの?さっきからふたりでこそこそして。」

はー…かわいいなー。透哉は私の癒やしだよ…。

綺「なんでもないよ。パフェ野郎のタイム計るのは俺がやるね。雪は、そっちのカレー野郎の相手お願い。」

透「…?わかった。がんばるね!」