君が信じてくれたから


綺「…はい、どうも。」

朔「この前のハルマとかいう男!」

うるさい、うるさすぎる…。

綺「さっきからうるさい。」

私がおもわずはっきり言うと

男2「ひひっ、朔空ー言われてっぜー。」

朔空と呼ばれた男は不機嫌な声で言い返す。

朔「うっせ。龍だっていつも奈津にうるせえって言われてるだろうが。」

会話から察するにうるさい男が朔空、笑い方が特殊なのが龍、ゆるい男が奈津、というらしい。

奈「あははー、だってうるさいし~。それより中に入ろうよー。後ろ詰まってるよー。」

そうなのだ。さっきから3人衆がずっとしゃべってるせいで後ろに並んでる人がどんどん増えている。

はあー…。

綺「…とりあえず入れば。」