でもね…

綺「みんな、泣きそうな顔しないで。私は皆が笑ってる時の方が好きだよ。」

悠「綺羅……行かないでくれ……。」

綺「悠……笑って。」

私が困ったように言うと

悠「だって、綺羅がいないと意味無いんだ……。KINGの仲間と過ごす時間も楽しいけど、でも……。」

あぁ、私はなんて温かい仲間に出会ったんだろう。

綺「大丈夫。必ずみんなの元に来るから。ね?」

理「絶対だからな。」

綺「うん。絶対。………じゃーね。みんな大好き。」

そう言って、倉庫を出た。