君が信じてくれたから


綺「私が!良いって!言ってるんだから!いいの!…確かに変えられない事実もあるかもしれない。それでも今、みんなが信じてくれてるんだから!私はそれだけで幸せ!」

ニカッと笑ってみせる、とみんなは眉を下げ困った顔をしながらも笑ってくれた。

琥「本当に…綺羅にはかなわない。」

綺「…何が?ってか、ここまで話しといてアレだけど舜だけここにいないけどいーの?」

司「あー…まぁ、舜には俺から話しとく。」

綺「そ。」

冬「綺羅…あの…ごめんね。…ありがとう。」

綺「ふふっ。なんで冬優が謝るの?感謝は有難く受け取るけどその謝罪は受け取らないからね?」

琥「俺も!俺も綺羅にありがとう言うのー!…綺羅!ありがと!」

綺「はい。どういたしまして笑」

司「俺も…その…ありがとな。」

頭をガシガシして照れながらお礼を言う司。

昔はこの顔が可愛くて好きだったんだよなー。

まぁ?今は?透哉がいるからね?

綺「どういたしましてっ。」

さて、そろそろ帰るかな。