君が信じてくれたから


司なら時間過ぎても居そうだけど……。

紗「なんか用事あったの?」

綺「ん?あぁ、まぁ今思い出した。」

かと言って紗彩ちゃん1人で帰すのもな…。

紗「そうなの?ふふっ。」

綺「…悪ぃ、1人で帰れるか?」

紗「私高校生だよ?それくらい平気だって!」

自覚なしか…。

困り果てているとタイミング良く人がきた。

おぉっ!ナイスタイミング!

歩いてきたのは……

まさかの琥太郎だった。

や、やりづれぇ!

で、でも、フード被ってるしわかんないよね!

綺「あ、あー!そこの殿方!ちょいといいかね?」

琥「んー?誰?……って、綺羅…。」

即効バレたー!!!