コイツの希望と絶望の混じった瞳。

コイツは悩んでるんだ。

………なんだか私の周りには迷ってる人ばっかだなー。

綺「君、名前は?」

邪下4「………はっ?」

え、聞こえなかったの?

綺「だから、名前は?」

邪下4「………んで、んな事てめぇに教えなきゃいけねぇんだよ?」

綺「まぁまぁ。大変じゃん?」

主に作者が。

邪下4「……尚。」

尚ね。

綺「んじゃ尚。正直に答えてね?」

真剣に、でも優しく聞く。

綺「尚はココに残りたい?」

まぁ、今日潰す予定だから解散させるんだけど。

尚「そりゃ……残りたい。……でも、今の邪鬼には居たいと思わない。」

綺「そか。あのさ、私ってそんなに優しくないんだ。だから邪鬼の奴らサツに渡す。」