【完】チョコレートの代わり。







……なによ。



何が特別なのよ…。


やめてよ。


そんな期待させるような言葉は。


明日、あたしはキミから卒業するのに。



ドクドクッ、と心臓がありえないぐらいの速さで脈打っていく。



もうそれは嫌なくらいに。




「何が特別なの?あたしはいつあんたの特別になったのよ、まったく」



ほんとは嬉しいのに。


『あたしもだよ』と言いたいのに。


あたしの口は素直じゃなくて思っていないことが口から次々と出てくる。


こんなとき、自分が嫌になる。