幸せになって、なんて思わない


だけど誕生日前くらいからまた
喧嘩が増え暴力も始まった。


ある日連絡が来ないのでおかしいと思い
家に行った。

優介の部屋は1階で窓のカギを
いつも開けている。

私がよく夜中に来るので
飼っている犬がインターホンで
起きないようにだ。

私はいつものように窓から優介の
部屋に入ると優介は眠っていた。

起こすと優介はとてもびっくりしていたが
おいでと言ってくれたので
コンタクトをはずしてゴミ箱に捨てようとした。

私は頭が真っ白になった。


ゴミ箱に化粧落としとゴミと
コンドームが無造作に捨てられていた。