幸せになって、なんて思わない


泣きながら親と婦人科に行き
優介に伝えるために会いにいった。

優介は泣く私を優しく慰めてくれた。
だけど、

まだ泣くの?もうよくない?
流産したんだし別れるか。

そう言い放った。

私はパニックになり
必死に優介にすがりついた
けど、ダメだった。

泣く私を優介は無理矢理抱いた。
流産したばっかの私を、痛々しく抱いた。