「すず、手汗ヤバイ」 「りっちゃんやろ??」 「いや、すずは昔から汗っかきやからなぁ」 「りっちゃんが代謝悪すぎるけんっ」 そう言いながらもすずたちは、手を離さずにまた夕焼けの帰り道を歩き出す。 手を繋いで登下校するのも、もう癖になっちょるから、別に照れたりもせん。 だけど、安心するけん。 嬉しいってこの気持ちも、あの頃から何も変わっちょらん。