「はい、あーん」 リンゴをつまようじで刺すと私の口元へ持ってくる。 は…?? 「じ、自分で食べれるっ…!」 「ほらー、あまり騒ぐと悪化するよー?病人は大人しく言う事聞いて!ほら、あーん」 「〜〜っ!」 ほんとにコイツは…!! 仕方なく私は南の言う通りにした。 口の中がカラカラだった私はリンゴがとても美味しく感じた。 リンゴは美味しい。 でも、恥ずかしくてちゃんと食べれない!!!