南に支えてもらいながら、家に着いた。
お母さん、今日も向こうに止まってるな…。
時計を見ると、まだお昼にもなってなかった。
渚月もまだ帰ってこないな…。
「りっちゃん、部屋どこ?」
「あ…ここ上がった所…」
南に部屋の場所を伝え、部屋までたどり着き、ベットにに寝かしてもらった。
「とりあえず、熱、はかろ?」
言われるまま熱をはかり、しばらくして音がなったから、それを南に渡した。
「げ、38度もあるじゃん!」
嘘、そんなにもあるの。
どうりで、こんなにだるいわけだ。
「冷えピタある…?」
私が首を横にふると、南が立ち上がった。
…どこ行くの…?
「冷えピタ買ってくるね、それと消化のいいものも!」
そう言って部屋の扉に向かって歩きだそうとする。
まって、嫌だ…
「どこにも…行かないで…」
気づいたら南の袖口をつまんでいた。

