気づいたら、もう遅いんだ__。







「…ちょっとはマシになった?」

「うん、ちょっと"は"」

あはは…麻衣子さん正直だな〜!!

あれから、1時間目をサボり、泣きじゃくった私。そんな私のそばで背中をさすってくれてた麻衣子。


泣いたせいか、目が見事に腫れてしまって…。
ある程度冷やしたけど、まぁ、見られることないし、大丈夫か!!

ていうか、ここの保健室先生必ずいないけどどうなってんの?ま、いいか。



「りっちゃん、2時間目、行く?」

「うん!次数学でしょ?先生怖いもんー」

あの般若みたいな顔の先生はどこにもいないからね。
怒られたらやばいし…。