「もう分かるだろうが、コイツを光華のメンバーとして入れる」
ザワザワと騒ぎたてる
納得のいかない奴等が次々と声を上げる
「なんで急にこんなことになったんですか!?」
「女がメンバーなんて納得いきません!!」
「皆さんも、ソイツのこと知っているでしょ!!入れるべきではないです!」
あたしを入れることを否定する言葉が倉庫に飛び交う
『うるせぇな』
あたしのたった一言で静まりかえった
続けて物言う
『ごちゃごちゃうるさい。そんなに納得がいかないのなら勝負をしようか』
余裕の笑みを浮かべると、火に油を注いだみたいに怒りで溢れ出した
いや、ワザと火に油を注いだ



