「サメ、やめなよ!羽空ちゃん、どういうことなの?」
『自分で考えな』
そう言って、あたしは元来た道を戻ろうと振り返った
「本当、性格最悪だな」
見向きもせず、足を進めながら................
『褒め言葉として受け取る』
そのまま、応接室へと移動をした
お節介だったが、むしろ感謝してほしいね
キッカケを与えたのだから
恐らくこのままだったら言わずじまいだったと思う
少し面倒なことを自分でしたが、これからが楽しみだな
アイツ等の次の行動に期待しよう
いつの間にか応接室についたので中に入る
そういえばもうすぐテストだったな
あたしは授業は受けなくていいが、テストの点数で学年1位を取らなければ留年する



