零度の華 Ⅰ



驚きながらも銃口を向け、容赦なく撃ってくるが誰1人あたしに当てれる者はいない


まだ2本目も使っていないのに、倒れる奴が増えると物足りなく感じる


片付けが終わったのでエレベーターに乗り込み<2>のボタンを押す




扉が開くと同時に待ち構えていた相手のもとへ飛び込む


次はこちらから攻めてあげよう



派手に次々と殺していく




片手には短刀、片手には銃を持ちあたしに攻撃がくることがない


攻撃をする隙を与えず、それを阻止しているから





『2階も全滅。残り3階』






拾った無線で告げる


銃はしまい、上へと上がる



3階のエレベーター前ではなく待ち伏せはない


エレベーターを降り、足を進めていく





1つの部屋らしいところに入ると、数千人ものSQUELTTE(スクレット)の殺し屋があたしを囲み殺そうとする


あたしは口元に笑みを浮かべるともう一本の短刀を抜いた