圭にとっては不利益でしかない
「それに、お前も困ることになるんだぞ」
『あたしは困りはしない。この店が無くなろうが無くならまいが、知ったことではない』
本職は殺し
情報屋は副業にすぎない
『それに情報屋は一か所に留まらない。いくらでも代わりの場所はあるし、場所を作らなくてもいい』
「他人事か」
『他人事だからな』
「冷静で涼しい顔してんな」
餓鬼の頃から警察と鬼ごっこしているんだから、今更警察ごときでジタバタする必要がない
警察寝れしているせいで何も怖くない
『それより、あたしが企んでいるってことなんだが。何も企んじゃいない。ただ一目会いに行くだけだ』
「会うだけか?」
探る眼であたしを見る圭
何も企んでいないって言ってるのに、あたしに何を求めている?
探っても何も出てきやしないのに



