『さっきの話で大体は分かったはずだ。それでも尚、何を聞く?』
「聞きたい事だらけだ」
あたしは足を組んで言葉を待つ
聞かれることは分かっているから
「まず、お前は本当にICE(アイス)なのか?」
『本当だ。証拠を見せろなんて言うなよ?今は何も持ってないから証明できるものがない』
「2つ目、ICE(アイス)は女でいいのか?」
『女だ。今まで変装して男でいた。その方が動きやすかったからな』
コイツにも秘密にする必要はないと思い、あたしはこの場所を選んだ
圭に知られたところで何も困ることもないからな
『それで、まだ聞きたいことはあるのか?』
「さっきの2人は誰だ。それと、お前は何をしようと企んでやがる?」
圭の奴、あたしが今からしようとしていることを察しているのか
『1人は組の若頭。1人は警部』
「警部だと!?」
思っていた通りの反応を示す
「お前、ここを潰すつもりか」
ここは主に組の人間が取引や情報を交換する場
その事実が知れれば、確実に圭も捕まる



