零度の華 Ⅰ



0%から60%まで零(ゼロ)の正体がわかり、捕まえる確率も上がったことになる


現に目星までついている状態だ




「お前は零(ゼロ)について何を知っている?そして、どう思う?」


鷹見はあたしに意見を求める



『知っていることなんて、お前達も知っているような内容だ。言っただろ、干渉しないと。あたしまで殺されかけるからな。あたしには零(ゼロ)の考えることは良く分からない。目的があったとも言えないし、なかったとも言えない。でも一つだけ、教えられたことがある』




穴があけられるってほど見られる


前からも後ろからも




焦らずとも教えてやるよ


これからが面白くなるためにもな




『"顔はいくらでも変えられる。お前ならこの意味が分かるだろ?全ての人間が俺の手の上で遊ばれている。実に滑稽だ"ってな』





理解できないコイツ等ではない


鷹見は下唇を噛みしめている




その表情いいね




警察は1から捜査をやり直し


そして、零(ゼロ)に自分達が遊ばれていたことに腹が立っているんだろう