バイクで向かって来た2人はすでに店の前に立っていた
『お待たせ。じゃぁ、入るか』
「お前、よく堂々と入れるな」
鷹見が後ろから言って来る
未成年の立ち入りは禁止されて違法で逮捕
警察である鷹見としては見過ごせないことであるが、そんなこと言っていられるほどの余裕がない
『今ここであたしを捕まえる?』
「いや、止めておく」
ほらな
あたしは鼻で笑うと足を進めていた
「おい、誰だ。開店はしてないぞ」
『ICE(アイス)。奥の部屋、貸してくれるよな』
あたしの姿を見て驚きを隠しきれてない城田圭
思いっきり目を見開いている
ICE(アイス)は男だと思っていたし、一番身近にいたのに女だという発想は思いもしなかったはず
意表を突かれて当然のことだ
「本当にICE(アイス)なのか?」
『そうだ、と言っても受け入れられないだろ。好きにしな。でも、電話したのあたし』
「.........奥、使える。何かいるか?」



