誰もがあたしの笑みを見て硬直する
反射的に体が警告を知らせるベルが鳴ったのだろうか
これでより一層、あたしへの警戒心が増したな
それでいい
これ以上、首を突っ込むとその首が飛ぶことになるからな
梟と鷹見を除いた3人ともう話すことはない
ならば、ここにいる理由もなくなる
あたしが席を立つと、それを目で追う幹部等
『移動する。外に出るぞ』
ドアノブに手をかけようとすると、「待って!」と止める声がした
振り返り、声の主を辿るとそこには虎山がいた
『何?あたし、暇じゃないんだよ』
下を向いていた虎山は意を決したのか、目を合わせる
「その話、ここでしなよ。俺達だけ省かれ者って酷くない?」
ただならぬ空気の中、虎山が覚悟決めた言葉を蹴るのはあたしのはずだったが、梟と鷹見にその役目を取られてしまった



